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ICC KYOTO 2023のセッション「AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)」、全13回の③は、ICC KYOTO 2023のスタートアップ・カタパルトで優勝したSTUDIO石井 穣さんが登場。ノーコードでウェブサイトが作れるデザインツール「STUDIO」の次の段階として、AIをプロダクトに落とし込んだ形を考えているといいます。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは STREET HOLDINGSです。
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【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 11C
AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)
Supported by STREET HOLDINGS
▶「AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)」の配信済み記事一覧
操作が容易かつプロも満足するウェブデザインツール、STUDIO石井さん
尾原 では、ネガティブ、リスクを減らすという話題から、今度は時間を減らすことでむしろクリエイティビティが増していくという事例で、ぜひ石井さん、よろしくお願いします。
ちなみに石井さん、ICCサミットの初日に、いいことがあったのですよね?
石井 穣さん(以下、石井) スタートアップ・カタパルトに登壇して、STUDIOというサービスを発表して優勝できました。
▶【速報】“直感的“と”プロが満足“を両立!ノーコードWebデザイン制作を可能にする「STUDIO」がスタートアップ・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2023)
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石井 穣
STUDIO
代表取締役CEO
デザイナー兼エンジニアとして学生時代にWeb制作会社を設立。その後旅行サービス「Travee」を創業し、2年間に渡ってバンコクに移住し事業を展開した後、国内大手旅行会社に事業売却。2016年12月にFounderの甲斐と出会いSTUDIOに参画、代表取締役に就任。現在の主な役割はブランディングとビジネス戦略。
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尾原 優勝!
西脇 おめでとうございます!
(会場拍手)
石井 ありがとうございます。
尾原 しかも優勝のプレゼンテーションをあれだけ作った後に、昨日のCo-Creation Nightで深夜までわざわざAIの秘密を話してくださって、本当にありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。
石井 お願いします。STUDIOの石井です。
僕たちはAIそのものを作っているというよりは、どちらかというとプロダクトにどうAIを落とし込むかと、サービスに特化して、もし独自でAIを作らないといけなかったらどう作るかみたいな話なので、そこまで技術的な話ではないので、より身近でわかりやすいかなと思います。
まずは簡単にSTUDIOの説明をします。
STUDIOはノーコードでウェブサイトが作れるデザインツールで、僕はもともとウェブデザイナーとして10年ほど仕事をしてきました。
ウェブの制作のプロセスはまだ面倒くさくて、ワイヤーフレームを作ったり、デザインを作ったり、コーディングが一番面倒くさいですよね。
フロントエンドがあったりバックエンドがあったり、サーバーのセットアップやドメイン設定もしなくてはいけないので、かれこれ3カ月以上かかるのがザラです。
あとは使わなければいけないツールの数もめちゃくちゃ多いです。
僕はこれを解決したくて、作ったのがSTUDIOです。
STUDIOを使うと、サーバーやコーディングなど全部自動化してあるので、デザインをしてそのまま実際のウェブサイトとして公開することができるようになります。
自由自在にデザインできる「STUDIO」をデモンストレーション
石井 サービスのデモをします。
こんな感じで使えます。
この場合はイメージ写真をドラッグ&ドロップします。
このような感じで、ウェブのデザインができます。
尾原 はやっ! はー、楽。
石井 レスポンシブにももちろん対応していて、そのままドメインを持たせて公開です。
尾原 スマホやタブレットにもすぐ簡単に対応できて。
石井 そうですね。
STUDIOはウェブサイトビルダーによくあるテンプレートベースではなく、完全に自由自在にデザインができるようになっていて、オリジナルのデザインが作れます。
だからプロのデザイナーに刺さっていて、こういったいい事例がたくさん生まれています。
ハイセンスな企業を含む約10万サイトがSTUDIOを利用
尾原 どうですか? 石山さん見て。
石山 もうエクサウィザーズでは、めちゃくちゃ使っています。
尾原 あっ、使っているんだ!(笑)
石井 ありがとうございます。
スタートアップ中心に今いろいろなところに導入され始めていて、メガベンチャー、制作会社、行政、ここには載っていませんがデジタル庁も使っています。
尾原 PARTYとか、めちゃくちゃデザインに厳しい会社も使ってくださっているのですね。
石井 そうですね、そういう会社が認めてくれているのがすごく大きいです。
STUDIOを使って、10万ぐらいサイトが作られています。
尾原 いいホッケースティック(売上げがJカーブのように加速度的に増えていく状態)ですね、これはたくさん投資したくなりますよね。
石井 (笑)。
尾原 ごめんなさい、どうぞ(笑)。
(続)
本セッション記事一覧
- AIの最新トレンドをマニアックに語り尽くすシーズン5!
- 工業製品の不良データを自在に生成できるデータグリッドの「Anomaly Generator」
- プロも活用する、ノーコードのウェブデザインツール「STUDIO」
- 自然言語の指示でウェブデザインができる「STUDIO AI」、世界的な反響
- 生成AIが効くのは、プロダクティビティかクリエイティビティか
- 「STUDIO AI」が目指すのは、指示の実行ではなく、願望の実現
- エクサウィザーズの企業向け生成AIサービス、どんなものがあるのか
- OpenAIが一度諦めたロボット領域への挑戦
- 詳説! マイクロソフトとOpenAIの深い関係
- メーカー、建設、金融大手が導入するChatGPTを実例紹介
- ChatGPTがラジオの台本を作成してみたら…
- ここまでできる! Wordをパワポに変換、不在オンライン会議の内容確認
- 生成AIのプラグインがマーケット化する可能性【終】
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成/小林 弘美