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ICC KYOTO 2022のセッション「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン5)」、全8回の③は、変態美食家ハセマコさんが、美味しいと思った店の最新リストを公開します。パン、スイーツ好きのAppifyすがけんさんに合わせ、パン百名店を300店渡り歩いた「おすすめのパン、スイーツ店」も発表。東京おすすめの手土産も語ります。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2023は、2023年2月13日〜2月16日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット KYOTO 2022 ダイヤモンド・スポンサーの ノバセル にサポート頂きました。
▶「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン5)」の配信済み記事一覧
榊 では早速、特定の面白いテーマについて語るということで、毎回アップデートしていただいている、ハセマコさんのベストレストランから話してもらいましょう。
西井 スライドは、写真を撮ってもいいですか?
長谷川 はい。
ハセマコさんのおすすめ店
長谷川 まず、このスライドはおさらいで、過去に紹介した店です。
和食、寿司、鰻、焼肉、焼鳥に分けており、新たに追加したのは、「スタミナ苑」出身の方が、実家の大分で経営している「焼肉 井とう」と、焼き鳥の「蛤坂まえかわ」です。
これら2軒はめちゃくちゃ良かったので、追加しました。
山本 「まえかわ」って、前にも出ていませんでしたか?
長谷川 はい、「まえかわ」は以前、MVP候補として名前を挙げました。
このリストには出していなかったのですが…。
▶5. 変態美食家ハセマコの最新オススメ店リスト(シーズン4より)
西井 さすが、よく覚えていますね! さすがだなあ。
長谷川 あと、いくつかのお店はひっそりとリストから消えています(笑)。
マニアの方は、以前のリストと比較してみてください(笑)。
西井 店をリストから消す時は、黙って消しますよね。
長谷川 これもおさらいになりますが、中華、フレンチ・イタリアン・イノベーティブ、蕎麦、天ぷら、barです。
蕎麦と天ぷらのお店は、奇しくも山本さんと一致していたので、蕎麦日本一と天ぷら日本一がこの場で決まりましたね。
▶4. 食通のサマリー山本 憲資さんが選ぶ、個人的ベストレストランを一挙公開(シーズン4より)
▶5. 変態美食家ハセマコの最新オススメ店リスト(シーズン4より)
(一同笑)
これもおさらいです。
皆さん、百名店に苦しむ必要はありませんよということで(笑)、百名店各ジャンルで、100分の2を紹介しています。
これらのお店に行けば、一旦、100軒回る必要はなく楽しめるのではないかと思います。
新コンテンツ「おすすめのパン、スイーツ店」
長谷川 ここからが、新コンテンツです。
すがけんさんが来るということだったので、パン、スイーツ編を持って来ています。
パンは、北海道の「エグ・ヴィヴ」というお店と、京都の宇治にある「たま木亭」というお店、バターロールと食パンが有名な東京の「パンのペリカン」、そして千葉の九十九里にある予約制の「人舟」が、非常に素晴らしいです。
「エグ・ヴィヴ」も予約した方がいいですね。
これら4つは、パン三百名店(※TOKYO、EAST、WESTの合計で300店)に行った末の結論です。
西井 300分の4ですね。
長谷川 はい、断言しますが、これ以上のパン屋はないですね(笑)。
スイーツは、好きだったお店が閉店したこともあったので悩んだのですが、一段上の店として評価しているという観点で選ぶと、東京の大山駅近くの「マテリエル」と、京都の和菓子屋「出町ふたば」です。
菅原 せっかく、会場が京都ですからね。
長谷川 はい、京都推しで、ここから行けるという点もふまえて選びました。
デパートの餅は冷房も加味して選ぶべし
長谷川 「出町ふたば」の豆餅は、やはり美味しいです。
菅原 ちなみに、「出町ふたば」は出町という場所にありますが、伊勢丹で前日に予約ができるし、日によっては、京都駅の新幹線改札に入って左手側で売っていることもあります。
▶出町ふたば/デマチフタバ (伊勢丹オンラインストア)
西井 さすが。
菅原 買えた方は、ラッキーだと思います。本当に美味しいと思います。
長谷川 でも伊勢丹で買うと、伊勢丹は冷房が効いているので、豆餅がちょっと硬いです(笑)。
(一同笑)
菅原 分かる(笑)。出町で買った方がいい、それは本当にそう。
長谷川 本物を食べたい方には、是非、常温で売られている出町柳の本店に行って頂きたいです(笑)。
菅原 あそこ、めちゃくちゃ混んでいますよね(笑)。
持って帰れた記憶がないほど美味しいパン
西井 ちなみに、この4つのパンのお店はそれぞれ、どう美味しいのでしょうか?
長谷川 どう、とは?
西井 パンの美味しさについて、人それぞれ感じるところがあると思うのですが、4つを選ぶにあたって…。
長谷川 良い質問ですね、分類してくればよかったですね。
「エグ・ヴィヴ」と「人舟」は、パンマニアが美味しいというような、ハード系のパンが売りの店です。
ただし、「エグ・ヴィヴ」については、クロワッサンも日本一美味しいと僕は思っています。
小樽から少し離れた蘭島という駅が最寄駅で、さらにそこから1.5kmほど離れた崖の近くにあるお店なので、車の方が行きやすいですね。
「パンのペリカン」は、食パンとバターロールが、めちゃくちゃむちむちで美味しいです。
「たま木亭」は万能なお店ですが、いわゆる町のパン屋さんで、惣菜パンがやばいくらい美味しいです。
持って帰ろうとして宇治に寄って買っても、東京に戻る移動中に食べてしまうくらいです。
東京まで持って帰れた記憶がないです(笑)。
移動中に、匂いにやられて食べてしまうくらいの美味しさです。
パンとスイーツですが…山本さん、本気で調べ始めていますね(笑)。
山本 (笑)。
菅原 「たま木亭」は美味しいですね。
使える「おすすめの東京の手土産編」
長谷川 スライドには、東京の手土産に良いお店も記載しています。
社長の皆さんはスイーツやパンのために並ぶことはないと思い、手土産の方が実用的だと考え、気を利かせてみました。
(会場笑)
西井 すごいな(笑)。
長谷川 和菓子では、「清寿軒」「黒松本舗 草月」「松島屋」です。
それぞれ、間違いなく美味しいと思います。
洋菓子だと、白金台の「ア コテ パティスリー」「メゾン・ダーニ」「ナタ・デ・クリスチアノ」の3つです。
当たり前ですが、手土産なので、生クリームを使っている生菓子ではなく、多少日持ちがする、冷蔵しなくても持ち歩ける、焼き菓子が美味しいお店をレコメンドしています。
朝早くから営業しているのもポイントだと考えており、これらを踏まえてのチョイスですので、雑誌のコンテンツにもなりうるかなと思います。
西井 本当にすごいですね、改めて。
長谷川 使える情報でしょ。
西井 僕は長谷川さんと一緒に色々なところへ食べに行きますが、朝、飛行機で早く着いた時などは、カフェで仕事をしたいですよね。
僕はチェーン店を見つけると行ってしまうのですが、長谷川さんに聞けば、「ここはリモートワークもできるし、コーヒーも美味しいよ」と、通り道にあるお店を、さらっとレコメンドしてくれます。
こういうところに強いのでしょうね。
長谷川 なぜレコメンドできるかと言うと、全部行っているからです。
西井 (笑)。
菅原 よく覚えていますよね。
僕は前回のセッションの資料を見て、多分、名前が出た店のうち5~8割は行っていると思ったのですが、見たら分かるけれど、ほぼ覚えていないという状態でした。
西井 ですよね。
だから、秋田の田舎に行っても、そこでのカフェについて、よく覚えているよなと思うわけですよ。
山本 多分、食べ手の心技体が足りていないのでしょう(笑)。
菅原 すみませんでした(笑)。
西井 すみませんでした(笑)。
ハセマコ最新の新規開拓店、MVPは?
長谷川 僕の年間KPI(※年間の新規開拓数)が1,000軒なので、半年ごと、つまりシーズンごとに500軒に行っている計算になります。
500軒行っても、リピートする価値があったのは、このリストにあるくらいしかなかったということです(笑)。
(会場爆笑)
長谷川 この合計6軒しかリピらないということは、残り494軒はもう二度と行くことがないということです。
それくらい、新規開拓とは良いお店に当たる確率が低いのですが、気力を振り絞って行っています。
MVPは、兵庫にある「こにし家」という和食屋です。
親子で経営されているお店で、とにかく、日本酒だけではなくワインも含めた和食でのペアリングが素晴らしいです。
僕はワインペアリング否定派だったのですが、あまりにも素晴らしかったのでめちゃくちゃ好きになり、既にリピートをしているくらいなので、年間MVPはほぼ当確だと思います。
スライドにある下の5つよりも、一段上の評価をしています。
愛媛の松山にある寿司屋「くるますし」、名古屋のステーキ店「ステーキハウス キッチンリボン」、山形の「ひつじや」、大阪のコスパの良い洋食屋「ゴメンネJIRO」、そして福岡から東京に戻って来たカレー屋「月と亀」です。
「月と亀」は、日本トップクラスの美味しさだと思います。
これら6つが、アップデートしたおすすめのお店です。
榊 素晴らしい。
菅原 授賞式みたいになってますね(笑)。
西井 おめでとうございます。
榊 ハセマコさんのリストにあるのはだいたい、予約の取れない名店ばかりですよね。
でも、なんと、「こにし家」は、一休.comレストランでいつでも予約が取れます。
菅原 おー、すごい。
長谷川 一休.comレストランなら。
榊 一休.comレストランでも、です。
菅原 「でも」って言って、いいんですか(笑)。
榊 うちの社内でも、このお店の予約が取れるということで沸いていたんですよ。
菅原 へー、すごい。
榊 なかなかハセマコリストのお店は出てこないので…。
菅原 ハセマコ印をつけておきましょう。
長谷川 一休のリストに、ハセマコマーク(笑)。
西井 ちなみに、長谷川さんが美味しいと言っていたので、長谷川さんには行くと言わずに、「こにし家」に行きました。
僕はお酒が飲めないので、ペアリングはあまり意味がなかったのですが、でも料理は美味しかったです。
その際、「知り合いの変態が、めちゃくちゃ美味しいと言っていました」と店で言うと、「長谷川さんですか?」と言われました。
菅原 「あー!」ってなるんですよね。
西井 覚えていました。
長谷川 「こにし家」に行く人のハセマコからの紹介率は、ハンパないと思います(笑)。
お店側も、めちゃくちゃ来ると思っているはずです。
榊 もうすぐ、予約が取れなくなるかもしれないですね。
ありがとうございました。
ハセマコさんの美食道はまた最後にありますが、次はすがけんさんのおすすめスイーツをお願いします。
(続)
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸