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13. 生成AIのプラグインがマーケット化する可能性【終】

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ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターは STREET HOLDINGSです。


【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 11C
AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)
Supported by STREET HOLDINGS

「AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)」の配信済み記事一覧


プラグインがエコシステムに

尾原 では、あと3分で言えることを何か。

西脇 あと3分で言えること、ああ、いいフリですね、ありがとうございます。

結局、最後はこんなマーケットができるのではないかと言われているのが、プラグインです。

プラグインはOpenAIも使えるじゃないですか。

OpenAIのプログラム、プラグインは多分400を超えているのかな? もっとかな…

ものすごい数を、日本の会社も作っていますよね。

あのプラグインは、実はマイクロソフトのCopilotでも使えて、共通なんですよ。

尾原 そっか!

西脇 Bingにも入るのですよ。

同じプログラムの仕組みです。

Azure上で動いているから、転用できますよね。

ここをビル・ゲイツが何と言っているかというと、これはプラットフォームなのでは?と。

プラグインを作る会社がどんどん出てきて、例えば、弁護士ドットコムがプラグインを作る可能性があるわけです。

例えば、Wordで文章を入力していて、プラグインを使って、この文章は法的に大丈夫?と聞くと、弁護士ドットコムに行って、弁護士ドットコムがそのWordのファイルを再閲して、修正点を戻してくる。

そうすると、弁護士ドットコムは、プラグインを売って課金できるのです。

尾原 そうするとWord上のグラフなども、弁護士ドットコムが表示される。

西脇 そうなんです、そういうサービスが生まれるのではないかと。

実際にアメリカでも日本でもこの開発が始まっていて、プラグインが1つのエコシステムという感じですね。

尾原 AI楽天みたいなものですよね。

西脇 そういうものが期待されるかなということで、もっともっと大きいマーケットです。

尾原 ヤバいじゃないですか。

西脇 ヤバいですよ。

尾原 もっとないですか? これがお話しできる限界ですか?

西脇 ここが限界(笑)。

尾原 皆さん、どうですか?

あと1分になってしまいましたが、ちょっとだけ質問しますか?

願望レベルの実現

武藤 ここまでたくさん価値がある上でこんなことを聞くのは不躾な気もするのですが、すでに失敗した、この活用はもう無理だなみたいなところは…

尾原 言えることで、アンチパターンをお願いします。

西脇 活用は無理だなというもの…、あるのかな?

武藤 先ほどの質問や上位の4つは価値がもう課題に結びついていて、現場導入が進んだもの、ある意味定着し始めたと理解しました。

あのランキングが、想像では相当下まで続いていて、全然使われていないものが下にたくさん連なっているのかなみたいなところで、何かノー・ゴーみたいなところが学べたらなと思います。

西脇 さっき抽象度の話がありましたが(Part.6参照)、私にとってすごい学びでした。

尾原 あれ、いいですよね。

西脇 指示、要求、最後は願望。

それで、願望を書く人がいて、これが一番良くない例です。

武藤 なるほど。一足飛びにそこまで期待していっちゃってみたいな。

西脇 そうそう、そうなっているので、それを実現することは大事な目標だなと、すごいさっき思ったのです。

でも現実は、この願望を入れる人が多いです。

石井 マイクロソフトも、でもそれに対応しようとはしていますか?

西脇 多分していくと思います。していかないと抽象度の高いユーザーのニーズに応えられないし、多分それをやりたいというお客さんが多いと思うんです。

AIはプラットフォーム化され、活用のフェーズに

尾原 もう時間がないので、最後にまとめていくと、結局この135分を通して、今まで皆さん、生成AIのことをなんかちゃんと勉強しなきゃという、逆に言うと、さっきの石井さんのまとめで言うとダイレクトの指示をやらないとAIベンチャーできないなという感覚から、だんだん、だんだん、もう要望を伝えれば、実は作る側でもパーツが揃ってきています。

使う側としても大きなプラットフォームがあり、それをAIの経営という形にも昇華してくるというふうに、明らかにもうAIは一部の技術がわかっている人がやるというフェーズから、パーツが揃ってプラットフォーム化してきているから、むしろAIをどう活用するかというフェーズに入っていると思うんですよね。

そうすると、結局起業家が一番大事なことは、願望なわけですよね。

だから、何に憤りを感じているか、そして憤りは志に通じて、夢は大志に通ずるわけです。

それをいかに持って、それをAIを引き出すか、その時にネガティブのリスクを減らすようなデータが重要だったら、データグリッドさんをぜひ呼んでいただければと思いますし、そのプロダクティビティを高速回転する中でクリエイティビティを引き出すというのであれば、STUDIOさんがいます。

それを経営としてのプラットフォームを含めてやるのであれば、エクサウィザーズさんがいて、最終的にはやはりマイクロソフトさんが全てのエンパワーメントをもう一歩進めていくということで、本日は長時間、皆さん、ありがとうございました。

ぜひ、リングサイドの方にも拍手をお願いします。

というわけで、ありがとうございました!

いや、今回も最高でした!

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成/小林 弘美

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