▶新着記事を公式LINEでお知らせしています。友だち申請はこちらから!
▶ICCの動画コンテンツも充実! YouTubeチャンネルの登録はこちらから!
ついにシーズン3に突入した、「大人の教養シリーズ『美食』について語りつくす」。(その1)は、変態美食家ハセマコさんとその相棒の西井 敏恭さん、サマリーの山本 憲資さんのレギュラーメンバーに加えて、新たな美食家、年間250回会食のネバーセイネバー磐井 友幸さんが登場します。おなじみのモデレーター一休の榊 淳さんの手綱さばきも鮮やかに、今回もディープな美食トークが始まります。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2022は、2022年2月14日〜2月17日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット KYOTO 2021 プレミアム・スポンサーのGO BUSINESSにサポート頂きました。
▼
【登壇者情報】
2021年9月6〜9日開催
ICCサミット KYOTO 2021
Session 10B
大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン3)
Supported by GO BUSINESS
(スピーカー)
磐井 友幸
株式会社ネバーセイネバー
Chairman / Co-Founder
西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役 / オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT / GROOVE X株式会社 CMO
長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
スマートライフ推進部 マーケティング推進担当部長/シニアプロフェッショナル
山本 憲資
株式会社サマリー
代表取締役
(モデレーター)
榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
▲
▶「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン3) 」の配信済み記事一覧
本編
毎回大反響!シーズン3を迎えた“美食セッション”
榊 淳さん(以下、榊) 皆さん、よろしくお願いいたします。
▼
榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
1972年生まれ。熊本県出身。スタンフォード大学院工学修士。1997年第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行しトレーディング業務に従事。2003年ボストン コンサルティング グループ、2009年からアリックス パートナーズにて戦略コンサルティング業務に携わる。2013年一休に入社し、2014年から取締役副社長、2016年2月から代表取締役社長(現職)
2021年4月からヤフー株式会社 執行役員 トラベル統括本部長を兼務。
▲
今回はシーズン3となりました。
シーズン1の時はICCサミット3日目の開催で、会場の人数は今日よりも少なめで、5人くらいしかいませんでした。
しかも期待値はほとんどゼロの状況だったのに非常にウケて、シーズン2が開催されることになりました。
シーズン2は、ICCサミット2日目の夜に開催となりました。
▶編集注:シーズン1、シーズン2の全文書き起こし記事は、こちらからご覧ください。
【一挙公開】大人の教養シリーズ「美食」「美酒」について語りつくす(全9回)
【一挙公開】大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン2)(全9回)
そして今回も、2日目の夜です。
西井 敏恭さん(以下、西井) そうですね。
榊 前回よりも、ちょっと人が多い?
西井 ちょっと人気になりましたね(笑)。
長谷川 誠さん(以下、長谷川) そもそも美食体験企画(※) がこれだけ増えたのは、このセッションのおかげですからね。
▶編集注:ICCサミットでは、カンファレンス会場で行うセッションだけでなく、美食体験などの特別体験プログラムが提供されている。
西井 このセッションがなかった頃は、企画もなかったですからね。
榊 西井さんが出ていた旅セッションは、あっという間に消えてしまいましたが……。
▶【一挙公開】大人の教養シリーズ 人生は旅である。旅についてアツく語ろう(全5回)
西井 旅セッションは1回で終わりましたからね(笑)。
山本 憲資さん(以下、山本) 続くのと終わるのと、違いはどこにあるのでしょうか?
西井 旅セッションは熱狂度が人によって違い、熱い人とそうでもない人が半々くらいだったのです。
でも美食セッションはみんな熱かったので、続いています。
山本 なるほど。
榊 美食セッションは、参加人数が少なかったからですね。
西井 そうです、そうです。
シーズン1はセッション評価総合ランキングで2位でした。
▶編集注:シーズン2は6位でした。
長谷川 PMF(プロダクトマーケットフィット)はこれからですね。
▶PMFの大切さ – PMF(プロダクトマーケットフィット)の大切さと実例、はかり方、見つけ方: 基礎編(note)
西井 そうです、今から頑張らないと。
4名のスピーカーに食のこだわりを聞く
榊 今日は75分という短いセッションにもかかわらず、コンテンツは盛りだくさんです。
ですから今日参加された皆さんは本当にラッキーだと思いますので、夜遅い時間ですが、最後までよろしくお願いいたします。
登壇者の皆さんに今日お聞きしたいのは、この3つです。
最初、簡単に自己紹介がてら、どんなスタイルで「美食」を追求しているか。
皆さん“変態”ですから、どんな変態かをお話しください。
2番目は、変態の具体的なこだわりポイントですね、これが今日の一番大事なコンテンツです。
そして最後に、最近のおすすめのお店。
これは参加者の皆さんも明日からトライできるようにするための、持って帰ってもらう情報です。
では、どんなスタイルで「美食」を追求しているか、山本さんお願いします。
雑誌編集者時代に「食」にハマった、サマリー山本さん
山本 Sumally(サマリー)の山本です、よろしくお願いします。
▼
山本 憲資
株式会社サマリー
代表取締役
1981年生まれ、神戸出身。一橋大学商学部卒業後、2004年に電通入社。2006年にコンデナスト・ジャパンに転職し、雑誌『GQ JAPAN』の編集者に。食、テクノロジー、カルチャーなど幅広い企画を手がける。その後、株式会社サマリーを設立。2011年にモノを通じてユーザーが繋がるSNSサービス『Sumally(サマリー)』をローンチ、続いて2015年にスマホ収納サービス『サマリーポケット』のサービス開始。2017年にはGoogle Play『Best of 2018』に選定されるなど幅広い層の支持を受け、年成長率300%を維持している。
▲
サマリーはスタートアップで、サマリーポケットという物を預かるサービスを運営しています。
先ほども、「サブスク・ビジネスのグロース戦略とは?」とは、というセッションに登壇していました。
一風変わったこの美食セッション、前回に続いて参加させて頂き、楽しみにしてきました。
榊 どちらが本業なのですか?
山本 99%、サマリーが本業です(笑)。
僕は前職では、『GQ Japan』という雑誌の編集者をしていました。
昔から食べることが好きで、編集者時代に仕事で色々食べて鍛えられましたので、その後も食べることにこだわりを持って生き続けています。
もう10年以上前ですが編集者時代に手掛けた「100人の行きつけの寿司屋100店」という企画が面白かったです。
その企画で何カ月か寿司を食べ続けてから、寿司も大好きになりました。
ずっと寿司は食べています。
あとは、何を話すのでしたっけ(笑)?
榊 いえ、それくらいで大丈夫です。
後ほど、変態ぶりを発揮してもらいたいと思います。
山本 はい(笑)。旅をして食べるのが好きです。
榊 では磐井さん、お願いします。
美食の空間は皆で創り上げるもの、ネバーセイネバー磐井さん
磐井 友幸さん(以下、磐井) 僕はD2Cのファッションの会社(株式会社ネバーセイネバー)を経営しています。
▼
磐井 友幸
株式会社ネバーセイネバー
Chairman / Co-Founder
1982年東京都生まれ。2004年、中央大学在学中に中学の同級生と事業を開始し、2006年に株式会社ネバーセイネバーを設立。2018年に会長に就任し、映像制作、ITサービス、HR、スタートアップ投資などの様々な新規事業を展開している。【株式会社ネバーセイネバー】STYLE DELIを中心にECブランドを運営。自分達のことを「クリエイティブカンパニー」と呼び、感性によって直感的に感動させるクリエイティブデザインと利を追求するビジネスモデルを掛け合わせて、人々が共感し、 感動するストーリーや世界観を創り出しています。
▲
このプロフィールは仲の良い人に作ってもらったのですが、「会食の回数の情報、要ります?」と言われたので、「いや、そういうセッションなんだよ」と答えるも、全く理解されませんでした(笑)。
コロナ禍なので若干少なめに言ったほうがいいかと思い、年間250回会食と書いていますが、この場だと決して少なくないと思っています。
西井 素晴らしい。
磐井 (ICCの小林)雅さんから声をかけて頂きました。
もともと西井さんのことを知っていて、僕の2つ隣の方(※長谷川さん)の話もよく聞いていましたので、今回ライブで、身内として話を聞けるのは良い体験だと思っています。
スピーカーと言いつつ、聞きたいという思いと熱を持ってここに座っていますので、よろしくお願いします。
僕は基本的に1人で食事に行くことがありません。
せっかく長い時間を過ごす食事ですから、誰と過ごすか、そしてやはりお店は大事になってくると思っています。
先輩から色々な店に連れて行ってもらい、たくさんの店を発見しました。
予約を取ってくれる方に恩返しをしたいという思いで、どこかお店がないかなと探し始めたのが、食にハマったきっかけでした。
39歳になりましたが、それくらいの年齢で、前線で活躍されているシェフも増えています。
ですから、一緒に行く人、シェフ、スタッフみんなで、仲良くなって空間を創っていくものだと思っており、そんな感じで美食を追求していますという回答です。
榊 ありがとうございます。
では西井さん、お願いします。
西井さん、今日は美食セッションですからね(笑)。
面白い食べ物があればどこにでも行く、西井さん
西井 はい(笑)、西井と申します。
▼
西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役
オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT
GROOVE X株式会社 CMO
2013年年末までドクターシーラボにてデジタルマーケティングの責任者を務めるなど、Eコマースのマーケティングを10年以上。デジタルマーケティングとの関わりは2001年に二年半世界一周の旅にて、人気サイトとなったこと。三冊の旅行記と一冊のマーケティング書籍を出版。現在はCMOサポートのサービスを展開する株式会社シンクロの代表取締役および オイシックス・ラ・大地株式会社の執行役員CMT(チーフマーケティングテクノロジスト)として国内大手からスタートアップ企業のマーケティングアドバイザーを行いながら、次世代のEC戦略を先導している。
▲
行った国は140カ国です。
僕は、シンクロの社長、オイシックス・ラ・大地の役員、LOVOTを扱うGROOVE Xの取締役CMO、グロース XのCMOを兼任しています。
マーケティングが得意分野だけれども、『世界一周 わたしの居場所はどこにある!? 』という旅行の本を出しているという点が、ちょっと変わった特徴です。
僕の旅のスタイルは、一言で言うと、「旅をしながら何でも食べる!!」です。
左上の写真はデンマークの「noma」という、世界ベストレストランランキングで1位や2位を取っているようなレストランで、このレストランの席が取れたからデンマークに行ったくらいでした。
右上はすし匠ですが、東京の四谷にある店かと思いきや、ハワイの「すし匠」です。
ハワイにすし匠の店ができたので、隣にいる師匠と…。
長谷川 この写真とこの話題、ずっと使えるよね(笑)。
西井 はい(笑)。師匠に、「すし匠の予約が取れたからハワイに行こう」と言われ、一緒に行きました。
左下は、エチオピアのインジェラという、雑巾のような味がするとよく言われるもので、そんなエチオピア料理も食べます。
▶世界の発酵食品探訪 栄養豊富でグルテンフリー!「テフ」でつくるエチオピアの国民食「インジェラ」(発酵美食)
右下は、アルマジロの丸焼きで、ボリビアのアマゾンの奥地に行った時のものです。
食事は、ヨーロピアンフードだと言われていたのに、行ってみたら3日間ずっとこのアルマジロの丸焼きでした。
僕はとにかく、面白い食べ物があればどこにでも行くという旅のスタイルを持っています。
榊 そろそろ美食セッションに入らせて頂きますね?
西井 (笑)。
食べログアワード受賞店への訪問回数くらべ
榊 このスライドは美食セッション用ですよね?
西井 そうですよ(笑)。
これは、どれくらい外食をしているかを示したスライドです。
食べログのアワードを獲得したお店のうち、何店に行ったかの数字ですが、1年前のセッション開催時は132軒でした。
▶The Tabelog Awardとは(食べログ)
2021年は、先日チェックした時は151軒で、昨日1軒行ったので152軒です。
ですから、年間20軒くらいは、ミシュラン級と言われるような良いお店に行っているということです。
年間合計の外食、会食数は、新規店も含めて300回くらいでした。
週6日は外で食事をし、そのうち、月に1回は良いお店に行っているという感じですね。
結構すごい数ですよね?
榊 ちなみに、一番向こうに座っている方(※長谷川さん)は別にして、山本さん、磐井さんはどれくらい行かれていますか?
長谷川 山本さんのほうがたくさん行っていますよね?
確か前回、200くらいだったはずです。
▶編集注:シーズン2の時点で、山本さんは204軒を訪問されていました。
山本 最近はチェックしていないですが、200は超えていますね。
榊 磐井さんはどうですか?
磐井 90ですね、ただ、ブロンズ受賞店は圧倒的に少ないです。
▶編集注:食べログアワードには、ゴールド、シルバー、ブロンズの3賞がある。
長谷川 良いお店ばかりに行くタイプですね(笑)。
榊 なるほど、では長谷川さん、食べログアワードの軒数も含めて自己紹介をお願いします。
(続)
次の記事を読みたい方はこちら
続きは 2. 美食のために倹約!「青春18きっぷ」で京都入りしたハセマコ をご覧ください。
▶新着記事を公式LINEでお知らせしています。友だち申請はこちらから!
▶ICCの動画コンテンツも充実! YouTubeチャンネルの登録はこちらから!
編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸
他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
更新情報はFacebookページのフォローをお願い致します。