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ICC FUKUOKA 2023のセッション「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン6)」、全8回の①は、モデレーターの一休榊 淳さんをはじめ、おなじみのシンクロ西井 敏恭さん、サマリー山本 憲資さん、”変態美食家”の長谷川 誠さんというメンバーに、”すがけん”さんことAppifyの菅原 健一さんが前回に続いて再登板。「毎回結果を出すセッション」と自負するシーズン6、ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2023は、2023年9月4日〜 9月7日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは ノバセル 、エッグフォワードです。
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【登壇者情報】
2023年2月13〜16日開催
ICC FUKUOKA 2023
Session 10F
大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン6)
Supported by ノバセル
Co-Supported by エッグフォワード
(スピーカー)
菅原 健一
Appify Technologies Inc. CVO / Moonshot Inc. CEO
西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役 / オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT / 株式会社グロースX 取締役CMO
長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
コンシューママーケティング部 コンシューママーケティング戦略担当部長/シニアプロフェッショナル
山本 憲資
株式会社サマリー
Founder & CEO
(モデレーター)
榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
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▶「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン6)」の配信済み記事一覧
榊 淳さん(以下、榊) 皆さん、こんばんは。
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榊󠄀 淳
株式会社一休
代表取締役社長
1972年生まれ。熊本県出身。スタンフォード大学院工学修士。1997年第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行しトレーディング業務に従事。2003年ボストン コンサルティング グループ、2009年からアリックス パートナーズにて戦略コンサルティング業務に携わる。2013年一休に入社し、2014年から取締役副社長、2016年から代表取締役社長(現任) 2021年4月からヤフー株式会社 執行役員 トラベル統括本部長を兼務。 2022年6月株式会社じげん社外取締役、特定非営利活動法人ジャパンハートの理事に就任。
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通称「美食セッション」のこのセッション、まさかシーズン6まで来るとはという驚きと、もう一つ、これは「大人の教養シリーズ」です。
西井 敏恭さん(以下、西井) 今さら気づいたんですか(笑)?
榊 期待していた以上のお客様がいらっしゃるので、品格のあるトークを繰り広げられるよう……。
菅原 健一さん(以下、菅原) 今日、なぜこんなに満席なんですかね?
西井 セッションのスポンサーに喜んでいただけますね。
榊 席を取るのが本当に大変だったというお言葉も頂きましたので。
菅原 予約困難。
山本 憲資さん(以下、山本) 榊さんとは一つ前のセッションでご一緒したのですが、さっき、「今日はこのセッションで終わり」と言っていました(笑)。
(一同笑)
長谷川 誠さん(以下、長谷川) 問題発言ですよね(笑)。
西井 問題発言だ(笑)。
榊 次回はクビになるかもしれないという、不退転の覚悟で今日は臨みたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。
菅原 毎回参加者に、どのセッションを聴講するつもりか、事前にアンケートを取るじゃないですか。僕らは一番収容人数の少ないF会場だと思って臨みますが、(主催者の小林)雅さんは毎回収容人数の多いB会場を予定しているんですよ。
西井 Bという人気予想をするけれど、結果は必ずFになるんです(笑)。
菅原 でも雅さんはBから始めたがるんですよね(笑)。
西井 それでシーズン6まで来たという。
長谷川 でも毎回、結果は出ていますからね。
西井 セッション終了後のアンケートのランキングでは必ず上位に入りますね。
▶編集注:今回このセッションは「最高だった」という回答が89.5%、全84セッション中で第4位の好記録をマークしました(前回ICC KYOTO2022では16位)
菅原 LTVは高い。
西井 そうですね、まさかシーズン6まで来てしまったという。
長谷川 熱狂を生んでおりますので、今回も楽しみにしていただければと思います。
西井 今回、このセッションに初めて参加される方はどれくらいいらっしゃいますか?(挙手を促す)
おっ、半分くらいですね、ありがとうございます。
菅原 すごい、すごい。
西井 皆さんがついていけるように、長谷川さんのマニアックなトークを、僕がちゃんと翻訳しますので。
長谷川 ディープすぎてやばいのですが、これまでの振り返りも入れていますので、ついてきていただければと思います。
菅原 長谷川さん、業務連絡ですが、この後、「Co-Creation Night」(※) では美食ではなくてグロースのセッションに出るように言われてしまったので、裏話はこのセッション内でしましょう。
▶編集注:Co-Creation Nightは、ICCサミットのナイトプログラム。詳しくは開催レポート「ICC FUKUOKA 2023夜の真剣議論! 2夜2会場のCo-Creation Night 」をご覧ください。
西井 いや、それは別でやってください。
この人にここで裏話をさせると色々とまずいです、行けなくなるお店が増えるので、やめましょう。
菅原 さすがマネージャー。
長谷川 ほぼ同じメンバーで、Co-Creation Nightでも美食の話をしています。
夜の部は録画もなければ全文書き起こし記事の公開もないので、本気を出すと言いますか、いろんなことを話しまくるのですが、このセッションは文字起こしされるので、ポジティブなセッションにしたいと思っています。
西井 そうですね、楽しい話をしましょう。
榊 今日は、どんなスタイルで美食を追求しているかという自己紹介はそこそこにしていただき、それぞれ持ち寄っていただいたテーマでお話しください。では、菅原さん、お願いします。
年間100以上の予約困難・高級店に行くAppifyすがけんさん
菅原 僕は前回、美食セッションのメンバー入りを果たしました。
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菅原 健一
株式会社Moonshot
代表取締役
企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。
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もともとスタートアップを経営していたのでICCサミットに参加していたのですが、流れ流れて美食セッションに参加させてもらえることになって大変名誉であり、今では一番好きなセッションです。
こちらは前回と同じ内容ですが、僕の美食歴は3、4年です。
コロナ禍で仕事がZoomメインになり、予約しにくいお店でも一瞬予約が取れる時期があったので、お店に通うようになりました。
師匠筋が3人ほどいます。
某元リクルートのT塚さん、ハセマコ(※長谷川さんの愛称)さん、年間1,800店ほど行くトヨログさんという方に育ててもらいました。
「XXに行く?」と言われ、良いお店なのだろうなと思い、「はい!」とついていくことにし、当日場所を調べたら金沢だったとか、新潟だったとか、京都だったとか、北海道だったとか……、そういう失敗を繰り返しながら、ギリギリ席を空けないように頑張っていました。
後で皆さんからも話があると思いますが、僕は年間約100店以上のいわゆる高級店、予約困難店に通っています。
会場の皆さんは今、数字を聞いてすごいと思っているかもしれませんが、この数字への印象が徐々に覆っていくのを……(笑)。
長谷川 そういう並び順になっていますからね(笑)。
菅原 それだけお店に通っていて、飛行機にも頻繁に乗っていたら飛行機の乗り過ぎで、パイロットがなる病気になってしまいまして…、100店でもそうなるのです(笑)。
手術をして、今また通えるようになりました。
という感じですね、あとはスイーツが大好きです。
以上です、よろしくお願いします。
榊 よろしくお願いします。続きまして、山本さん。
B級グルメ店から高級店までをカバー。料理上手なサマリー山本さん
山本 僕は「サマリーポケット」というサービスを展開している、サマリーという会社を経営しています。
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山本 憲資
株式会社サマリー
Founder & CEO
1981年生まれ、神戸出身。一橋大学商学部卒業後、2004年に電通入社。2006年にコンデナスト・ジャパンに転職し、雑誌『GQ JAPAN』の編集者に。食、テクノロジー、カルチャーなど幅広い企画を手がける。その後、株式会社サマリーを設立。2011年にモノを通じてユーザーが繋がるSNSサービス『Sumally(サマリー)』をローンチ、続いて2015年にスマホ収納サービス『サマリーポケット』のサービスを開始、好評を博している。
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前職は『GQ』という雑誌の編集者でして、その頃から割と食べるのが好きでした。
僕は高級店だけではなく安い店も結構好きですし、予約の取りやすい店も好きです。
一番好きなのは、食べログの点数が低くて予約が取れて高くない店です。
ただ、1回くらいは行ってみたいなという思いで、高級店もそれなりにちょいちょい行っています。
よろしくお願いします。
榊 山本さんにこんなに謙遜されたら、西井さんなんてどうやって自己紹介するんですか?
西井 めちゃくちゃ話しづらいんですけど、どうしよう。
山本 そのためですよ(笑)。
西井 この話もしてくださいよ。
山本 僕は料理を作るのも好きでして、毎回言っていますが、スライドの右下の写真のおせちは自分で作ったものです。
『美味しんぼ』がすごく好きで、山岡 士郎に憧れ、「目指せ 山岡 士郎、探せ 栗田 ゆう子」と延々言い続けて…。
西井 栗田さんは見つかったのですか?
山本 見つからないですね(笑)。
長谷川 毎回、この進捗確認をしています(笑)。
西井 毎回聞いていますが、まだ見つからないですね。
山本 フィクションの人ですからね(笑)。この回答も毎回、言ってますね(笑)。
榊 西井さん!
西井 はい、後で山本さんにいじめられるので(笑)。
山本 それも振りです。
榊 ほら、ここでもういじめられていますよ。
山本 先ほども言いましたが、高級店からB級グルメまで。
あと、地方のお店も結構好きで、週末が来るたびにどこか地方に行くことが多いですね。
海外にもそろそろ行きたいなと思っています。
西井さんほどではないですが、海外旅行も好きです。
西井 マウント取るのやめてもらっていいですか?
山本 (笑)。
榊 ほとんど高級店に行かない山本さんが、訪問した食べログアワード店は204店…。
山本 これは2年前くらいの数字ですね、もう少し増えていると思います。
菅原 会場の皆さん、見方は分かりますか?
スライドの右に、食べログアワードというのがあります。
何店中でしたっけ?
長谷川 今、470ですね。
菅原 470店中、200店くらいに行ったということです。
西井 僕はどんどん自己紹介がしづらくなってきました(笑)。
山本 あと、サウナも好きです。
榊 では西井さん、お願いします。
世界中で珍しいものを食べてきたシンクロ西井さん
西井 西井と申します、よろしくお願いします。
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西井 敏恭
株式会社シンクロ
代表取締役社長
オイシックス・ラ・大地株式会社
専門役員CMT
2022年現在、株式会社シンクロ 代表取締役社長、株式会社グロースX 取締役CMO、オイシックス・ラ・大地株式会社 専門役員、株式会社NTTドコモ コンシューママーケティング部 シニアマーケティングディレクターなどを「すべて社内の人として」兼任。 著書に『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』(2017年10月 翔泳社)、『サブスクリプションで売上の壁を超える方法』(2020年1月 翔泳社)、『マンガでわかるデジタルマーケティング』(2020年9月 池田書店)がある。
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僕はシンクロという会社を経営していますが、オイシックス・ラ・大地の専門役員、グロースXの取締役、そしてスライドにはありませんが、NTTドコモのシニアマーケティングディレクターでもあります。
隣にいる長谷川さんの上司です。
(会場笑)
長谷川 何マウント取ろうとしてるの(笑)。
榊 西井さん、これ美食セッションですから。
西井 はい、上司です。
デジタルマーケティングの本もたくさん出版していますし、珍しい点としては、旅行が好きで旅行の本も出していることだと思います。
海外146ヵ国に行きました。
山本 すごい!
西井 はい。
長谷川 これ美食セッションですよ。
西井 …はい(笑)。
菅原 ここでカバーしようとしないでください。
西井 みんな、まだ僕、喋っているので(笑)。
(会場笑)
西井 僕の美食の特徴をお話しします。
スライド右上の写真の「すし匠」は、もともと四谷のお店ですが、ハワイにも出店(「Sushi Sho」)しており、ハワイに1泊3日で行って、鮨を食べて帰って来ました。
左上の写真は、デンマークにある、ワールドベストレストラン(The World’s 50 Best Restaurants)でずっと1位になっている「noma(ノーマ)」という、すごく有名なお店ですが、そこに食べに行きました。
また、左上の写真はインジェラというエチオピアの料理で、エチオピア以外ではなかなか食べられないものです。
右下の写真はアルマジロで、ボリビアに行った時は3日間こればかり食べていました。
こんな感じで、色々なものを食べるのが好きです。
これは、2022年11月の僕の予定表です。
青のところが、都内にいなくてどこかに行っていた期間です。
2022年12月から2023年3月までも同様です。
とにかく、あまり都内にいないです。
ずっと旅行をしながら、複数の仕事をしながら、食事をしているというのは僕の特徴ですね。
長谷川 何か、すごく食べている体(てい)で話していますよね(笑)。
西井 やめてください。
これは、先ほど山本さんが言っていた食べログアワード受賞店への訪問数です。
僕も、それほど行っていないわけですよ(笑)。
菅原 急に謙虚に(笑)。
西井 最初にきちんと言っておきます。
2020年は132店で、151、157、189と来ています。
2020年にこのシリーズが始まった時、山本さんに、「ああ、132店ね」と言われたのです。
僕はそんなに行っていないのに、山本さんは200店以上行っていて、どうしても山本さんに勝ちたいと思って、それ以来旅行に行くたびに色々なお店に行きました。
そして今回2023年2月、189を上回ることができたでしょうか。
180ですね。
なぜか減ってしまっているという(笑)。
長谷川 未達やないかい(笑)。
西井 (笑)。
菅原 これはやばい(笑)。
山本 お店が結構変わりましたよね、食べログアワードの。
西井 山本さん、ちゃんと僕の味方でいてくれるんですね。ありがとうございます。
山本 それでも、店数は増やすべきだと思いますけどね(笑)。
西井 はい、ということで、大したことはありません。
僕は旅行をしながら色々なところにご飯を食べに行くのが大好きな人です、よろしくお願いします。
榊 よろしくお願いします。
(続)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成