1. 「宮崎」「京都・丹後」「石川」「男鹿」「 長崎」が地域を超えた「コネクト」を生み出すシーズン2!

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ICC FUKUOKA 2025のセッション「「ローカル・コネクテッド」(シーズン2) – ICC地域コミュニティを盛り上げよう！」、全10回の①は、「宮崎」チームのAGRIST斎藤 潤一さん、一平ホールディングス 村岡 浩司さんが登場。「日本の始まりの地」宮崎を1泊2日で“九州国王”と巡るツアーを提案します。1粒1,000円のライチの試食、日本有数のキャビア産地見学、夜のニシタチストリートや肩こりを癒す温泉など魅力的なポイントがいっぱいです。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。

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【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 6E「ローカル・コネクテッド」(シーズン2) – ICC地域コミュニティを盛り上げよう！
Supported by EVeM

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▶「「ローカル・コネクテッド」(シーズン2) – ICC地域コミュニティを盛り上げよう！」の配信済み記事一覧

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地域を超えた連携を生み出すセッションのシーズン2

荒木 珠里亜さん（以下、荒木）　皆さん、おはようございます。

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荒木 珠里亜
稲とアガベ株式会社
宿 ひるね事業 / 人事担当

1994年東京都生まれ、2017年国際基督教大学を卒業。在学中に株式会社キュービックにインターンとして入社し、卒業後はそのまま正社員として入社し、採用や新規事業の立ち上げなどを担う。その傍らICCの運営に参加し、カタパルト/SAKE AWARDなど複数会場の司会・ナビゲーターを担当。ICCでの縁から、秋田県男鹿市に移住し稲とアガベ株式会社に転職。現在は地方政治への参画を志し、男鹿市でまちづくりに奮闘中。
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前回は初の「コネクテッド」セッションでしたが、なんと人気が90%超えだったということでした（※） 。

▶編集注：ICCサミットの全セッションは、参加者の終了後アンケートにてNPSを測定しています。

▶【一挙公開】新企画「コネクテッド」 – ICC地域コミュニティを盛り上げよう！（全8回）

皆さんのおかげです、ありがとうございます。

今回は5地域を取り上げるので、最後まで一生懸命やりきっていきましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

前回セッションのアンケートでは、「最高だった」とたくさん回答いただけて嬉しかったです。

特に何が良かったかについて分析したところ、皆さんの地元愛あふれるプレゼンの熱量、そのぶつかり合いによって、どんどん場が良くなっていったのが一つです。

また、関係値がある方が多い中、良い批評、良いツッコミという、双方向のコミュニケーションがたくさんあるセッションだったことも良いセッションになった要因かなと思っています。

ですので、今回も、リングサイド（※） の皆さんは、登壇者になったつもりでどんどんご質問いただければと思っています。

▶編集注：ICCサミットでは、観覧席の最前列を「リングサイド」と呼び、壇上でパネルディスカッションを行うスピーカーとの、積極的なコミュニケーションをお願いしています。

フォーマットは今回も同じで、10分間のプレゼンをいただいた後、10～15分くらいの質疑応答と、1地域25分ほどで回していければと思います。

たくさん対話できる形で、地域と地域をつなぐローカル・コネクテッドをより良いものにしていきましょう。

宮崎から、お二人に来ていただいております。

ご準備はよろしいでしょうか？

私が言うと、カタパルト（※） みたいになってしまいますね（笑）。

▶編集注：1社あたり7分間で行うプレゼンテーションプログラムのことで、荒木さんは、司会者を務めていました。

（会場笑）

ご準備はよろしいでしょうか（笑）？

斎藤 潤一さん（以下、斎藤）　はい（笑）！

荒木　よろしくお願いします！

トップバッターは、“九州の国王”が登場する「宮崎」

斎藤　皆さん、おはようございます。

僕らはM-1グランプリで言うと、トップバッターです。

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斎藤 潤一
AGRIST
代表取締役CEO

1979年大阪府生まれ。シリコンバレーの音楽配信スタートアップでクリエイティブ・ディレクターとして従事。帰国後、表参道でデザイン会社創業。東日本大震災を機に「ビジネスで地域課題を解決する」を使命に活動開始。全国の地方創生プロジェクトに携わり2017年、新富町役場が設立した「こゆ財団」代表理事に就任。1粒1000円ライチの開発やふるさと納税で寄付金を累計100億円以上集める。起業家が集まる街になり総理大臣官邸にて表彰。2019年、農業課題を解決するAGRIST株式会社創業。国内外20以上のアワード受賞。2024年、ローカルスタートアップを産官学で支援する(一社)ローカル・スタートアップ協会設立。2022年 第10回ロボット大賞農林水産大臣賞受賞。CES 2023 Innovation Awards受賞。スタンフォード大学Innovation Master Series 修了。
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つまり、一番不利なんですよ（笑）！

（会場笑）

それを鑑みて、最後の挙手による投票をお願いしたいと思います。

前回のセッションでは、最後、五島列島の中村 直史さんが、北海道チームを巻き返すような、オセロで言うと全部ひっくり返して全部持っていってしまったような、すごいプレゼンテーションをされました。

▶7. 「五島」の北端、志に火をつけ、人生をかけてやりたいことを見つめる場所

そこから学びまして、我々も今日、1メッセージにしました。何だか分かりますか？

見ての通りです。

「九州国王と巡ります」！

……あれ？

（会場笑）

あれ（笑）？　「九州国王と巡る」、ですよ？

この後のスライドをさっきまで調整していましたが、もうこれだけ覚えて帰ってください。

九州を国王と巡りたいか、巡りたくないか。

（会場笑）

巡りたい方、挙手をお願いします。

以上です！

荒木　あと8分あります（笑）。

斎藤　あと8分？

では雑談を…村岡さん、一言お願いします。

村岡 浩司さん（以下、村岡）　はい、2030年に九州は、日本国から独立することになっておりまして…。

（会場爆笑）

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村岡 浩司
一平ホールディングス
代表取締役社長

1970年、宮崎県生まれ。人口12,000人のまち、宮崎市高岡町で廃校となった小学校をリノベーションし、カフェやシェアオフィス・コワーキングを併設するムカサハブ（本社所在地）を運営。カフェや飲食店の運営・プロデュースを手掛ける他、“世界があこがれる九州をつくる”を経営理念として、九州産の農業素材のみで作られた「九州パンケーキミックス」をはじめとするプロダクトを国内外に展開。九州/沖縄の広域経済圏で繋がってものづくり産業を支援する、「九州アイランドプロジェクト」の運営リーダー。食を通じた地域活性化やコミュニティ活動にも取り組んでいる。
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その首都が宮崎と、実は決まっております。

ですから、皆さんに宮崎から九州を案内するべく、宮崎の魅力を存分に知っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

斎藤　よろしくお願いします。

実際に何をするかについて、「始まりの地、宮崎」からということで、村岡さん、メッセージをお願いします。

天孫降臨伝説の地、宮崎

村岡　神々がこの国を創ったわけです。

瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）が降りてきて日本を創っていったのですが、瓊瓊杵尊は農業、産業の神です。

瓊瓊杵尊が降り立ったのが宮崎なのです。

皆さん、それが高千穂だと思っているかもしれませんが、もう一つの説が高原（たかはる）という場所です。

▶日向神話 天孫降臨伝説の地、宮崎県（宮崎県の歴史）

今日はその、高原という場所を案内したいと思います。

そこに行くと、日本の産業が盛り上がって、皆さんの商売もどんどん盛り上がるという場所です。

廃校再生の聖地での朝食から始まる1泊2日ツアー

斎藤　ここまでがテーマで、ここからは具体的なプランです。

まずは、村岡さんが復活させた廃校再生の地（MUKASA-HUB）で、皆さんとパンを食べながら、今後どうするかを考えます。

12時頃になると、オーガニックのふるさと綾町に、九州パンケーキの原点を見に行きます。

▶九州パンケーキと、農業。（村岡 浩司note）

そして、「食と農のまち」であり、「こゆ財団」のある新富町を見に行ったり、隣町（都農町）のイツノマを見に行ったりします。

▶宮崎県都農町発、まちづくり×教育でUターンしたくなるまちの未来を目指す「イツノマ」（ICC FUKUOKA 2024）

イツノマの中川 敬文さんとさっき話したので、手を挙げてくれることを期待して、急遽、このスライドを付け加えました（笑）。

村岡　ここは外せないですね。

1粒1,000円、九州国王ともぎたてのライチを楽しむ

斎藤　日程ですが、2025年6月6日が金曜ですので、仮で、ムム、6月6日の催行にしようと考えています。

ライチが食べられるのが6月上旬でして、このライチは1粒1,000円です。

▶1粒1,000円ライチ公式サイト（新富ライチ）

皆さん、食べたことがないと思うので、動画をご覧ください。

この動画はまだまだ続きますが、ここまでしか見せません。

続きを見たいという人は、ぜひ、宮崎に来て食べてもらえればいいと思います。

今回、ICC参加者限定で、何とこのライチを九州国王と食べられます。

村岡　もぎたてが食べられます。

斎藤　そして、僕が代表を務めるAGRISTという会社は、国内外20以上のアワードを受賞しています。

そんなAGRISTの現場を見に行きましょう。

▶自社農場でDX実装、展開!「栽培管理Copilot」で、“AI農業”を推進する「AGRIST」（ICC FUKUOKA 2024）

ちなみに、ライチもAGRISTも今、希望者が多いので、視察を受け入れていません。

でも、国王と巡るツアーなので、特別に見られる機会を作りたいと思っています。

1日目夜は食と語らいのストリートニシタチへ

斎藤　夜は、食と語らいのストリート、ニシタチに繰り出していただきます。

▶「ニシタチ」でハシゴ酒！何軒も巡るのが楽しい歓楽街【西橘通り】（みやざき観光ナビ）

約1,500軒、全部回っていただきたいなと思っています。

（会場笑）

なんと、スナックも1,000軒以上あるので合計2,500軒を、村岡さんと一緒に回れます。

村岡　1軒1分ね。

（会場笑）

斎藤　1軒1分でも回れないくらいですね（笑）。

今、宮崎はスナック文化に注力しているので、ぜひ見に来てほしいなと思います。

2日目は旬の名物を堪能して疲れを癒す温泉・サウナへ

斎藤　2日目は、九州国王と一緒に九州パンケーキを食べたり、高原（たかはる）に行ったり、です。

▶国境も、困難も乗り越えて。九州パンケーキは人々を笑顔にできる〜KYUSHU ISLAND（ICC FUKUOKA 2020）【文字起こし版】

ランチは、宮崎の旬の名物であるチョウザメ、うなぎ、国産キャビアのお店、今回登場（※フード & ドリンク アワードに出展）の江田畜産を、九州国王と巡れます。

▶チョウザメ「稚魚からメスだけ養殖」へ　宮崎県と近畿大（日本経済新聞）

1メッセージというのが、すごく大事です。

そして、皆さんは疲れていると思うので、肩こりが死ぬ温泉（極楽温泉）に行っていただき、地獄蒸し（白鳥温泉上湯）を体験いただき、最後に九州国王の話を聞いていただきます。

▶︎“地獄の天然サウナ”白鳥温泉上湯（九州とサウナ）

村岡さん、最後に一言メッセージをお願いします。

村岡　皆さんには、いろんな悪霊が取り憑いていますから……。

（会場笑）

地獄蒸しのサウナに行くと、それらが全部取れて、帰りには肩こりが溶けて、羽が生えたように体がふわーっと軽くなります。

ぜひ、宮崎に来てください！　ありがとうございました。

荒木　素晴らしいプレゼンテーション、ありがとうございました。

斎藤　九州国王と一緒に巡りたい人、手を挙げてください！

（会場からたくさんの挙手）

以上です。

荒木　ありがとうございます。

すごい1メッセージでしたね。九州国王と巡るということで、九州と国王の魅力が存分に伝わったかなと思います。

（続）

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編集チーム：小林 雅／小林 弘美／浅郷 浩子／戸田 秀成