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ICC KYOTO 2024のセッション「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン9)」、全8回の③は、”変態美食家”ハセマコ(長谷川 誠)さんによる進捗報告。多いときは1日12軒、トータル訪問数は1万2千軒を越えたそうです。今回のディスカッションテーマも発表されますが、今回は4番目のテーマまで辿り着けるのか!? ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2025は、2025年2月17日〜 2月20日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
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【登壇者情報】
2024年9月2〜5日開催
ICC KYOTO 2024
Session 9E
大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン9)
Supported by EVeM
(スピーカー)
大野 尚斗
Syn
オーナーシェフ
西井 敏恭
株式会社シンクロ
代表取締役
長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
サービスマーケティング室
コンシューママーケティング推進担当部長/シニアプロフェッショナル
宮下 拓己
イラルギア合同会社(LURRA°)
代表社員
山本 典正
平和酒造株式会社
代表取締役社長
(モデレーター)
榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
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▶「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン9)」の配信済み記事一覧
榊 では長谷川さん、よろしくお願いします。
トータル訪問店数が12,000軒を突破!変態美食家ハセマコさん
ハセマコ はい、長谷川です。
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長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
サービスマーケティング室 コンシューママーケティング推進担当部長/シニアプロフェッショナル
入社以来、一貫してモバイルサービスに従事。テレビ電話、iチャネルを経て、2008年に楽天に出向し、オークション事業の黒字化を達成。2011年にドコモ復帰後、スマホ版dマーケットの立ち上げに関わり、音楽配信事業、電子書籍事業を経験。2012年以降、Eコマース経験をいかし、dショッピング、d fashionを立ち上げ、dマーケットのコマース領域進出を果たす。2014年からはdマーケット全体のマーケティングを担当し、ゲーミフィケーション、DMP、CRM、マーケティングオートメーション等を実現。2018年のマネージャー就任後、半年間でMAUを400万成長させ、1000万MAUを達成。現在20サービス以上あるドコモのBtoCサービスのマーケティングリーダーとして成長を促進すると共に、ドコモのシニア・プロフェッショナル制度の認定を受け、デジタルマーケティングのスペシャリストとしてドコモのデジタルシフトを牽引している。
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「変態美食家」として生きていまして、皆さんがするようなビジネスの話は一切せずに、私はただひたすら食べているという話をこの後したいと思います。
この数字はいつも出しているのですが、トータルで訪問したお店の数が12,300軒ですね。
2番目が、年間で行った新しい店の数で1,100軒ですので、365で割っていただくと分かるのですが、1日3軒行っていることになります。
ICCサミットが半年に1回ありますので、半年に1回上の数字が550軒ずつ増えているという、まあそういうペースで食べている人間です。
先ほど西井さんが話していた食べログアワードでいうと、訪問数は359軒でいよいよあと100ぐらいまでは来ています。
あとは、食べログにはジャンル別の百名店というのがありまして、全国に点在したカレーとかラーメンとか、各ジャンルのお店が6,100軒まで増えているのですが、これに案外必死に食らいついていて、4,200軒まで来ています。
▶食べログ 百名店 – うまいもの、いま食べるなら、このお店。(食べログ)
全国を回って7割ぐらいというのが、今の実績になっています。
西井 これは、一番下の数字が一番変態ですよね。
宮下 一番ヤバいですよね。ジャンルに関係なく。
ハセマコ 一番ヤバいです。多分日本で一番行っていると思います(笑)。
西井 百名店といっても、油断すると普通にTOKYO、OSAKA、EAST、WESTがあって、ラーメンだけで実は400店、百名店があるんですよ。
カレーも、TOKYO、EAST、WESTがあります。
多い日は1日12軒回ることも
ハセマコ そうですね。今日は後ほど百名店の話をさせてもらいます。
とにかくめちゃくちゃ食べている、そういう人間です。
なぜ変態美食家なのかというと、食事「も」好き、ではなくて、食事に全振りしていて、もうひたすら食べているからです。
先ほど言ったように年間1,100軒、新規店に行かなければいけないので、1日3軒以上回って食べます。
多い日は1日12軒とか食べることになるんですけれど(笑)、とにかくひたすら食べます。
逆に食べたいものがないときは、何も食べません。
コンビニ弁当やコンビニのおにぎりは1年で1回も食べずに、とにかく新しい店に行きまくる生活をしています。
食に全振りということはお金がありませんので、交通費やホテル代を削りまくっていて、それで食に全振りしているというところですね。
最後に書いていますけれど、「食べるために、生きる。」というのが、変態美食家たるゆえんかなと思っています。
ちなみに今日はもうすでに4軒やっつけてきていますので、1日3軒のノルマをこなして、とりあえずひと安心というところでございます。
(会場笑)
過去シーズンをおさらい
ハセマコ 本セッションでは美食道ということで、シーズンごとに色々な話をしています。
これだけ見てもよく分からないと思うのですが、ICCのオフィシャルホームページに記事が掲載されていますので、ぜひご興味のある方はご覧になっていただければと思います。
<過去のディスカッションはこちら>
リード文だけ読んでもわけが分からないと思いますが、シーズン1では食べ手としての「技」を磨くという話をしました。
シーズン2はさらに分解して、「食べ手の心技体」が重要ですみたいな話をしています。
今日はこの食べ手の「技」の話をしようかなと思っていますので、興味ある方はまた後ほど聞いていただければと思います。
シーズン3はどんどんわけが分からなくなってきまして、「食べ手のフレームワーク」と「店の守破離」について話をしています。
シーズン4はますますわけが分からなくなって、「食べ手のキャズム」と「店のハイプサイクル」の話をしています。
この辺りは記事を読んでいただくと何を言っているか分かるようになりますので、ぜひ読んでもらえればと思います。
シーズン5はそろそろICCに順応するかということで、突然マーケティングの話をしてみまして、食とマーケティングを組み合わせて話をしました。
シーズン6は「心の分解」です。
「心技体」をさらに分解していこうということで、「真善美×パーパス」という、フレームワークが学術的なのか何なのか、どんどん分からなくなっていく回でした。
さらに分解していったのが、シーズン7です。
前回シーズン8では「構成」の話をしました。
食にはストーリーが必要ですよという話とペアリングの話をしました。
このように、どんどん食べて、色々な食を経験してフレームワーク化して、皆さんにお伝えするということを美食道としてやっております。
今回も最新の美食道をシーズン9に持ってきましたので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。本日はよろしくお願いします。
本日のアジェンダ、美食についてのおもしろいテーマは?
榊 ありがとうございます。
今日はこの自己紹介を受けた上で、美食の何かおもしろいことを喋ってくださいということで、皆さんから4つのテーマを頂いております。
僕が勝手に聞きたい順番に並べてしまいまして、まず大野さんから「世界から見るガストロノミーの潮流」、これを聞きたいですね。
そして、ハセマコさんの「変態美食家のおススメ店&美食道シーズン9」、できれば山本さんの「IT技術による、美食の民主化について」まではいきたいですね。
最後に、もし時間があれば…
西井 絶対ないでしょ、これ(笑)。
(一同笑)
宮下 僕は時間がなくなるのが分かっているので、入れていないです(笑)。
西井 僕は前回と同じものを出していますからね(笑)。
ハセマコ とりあえず榊さんが、一番聞きたくないということはよく分かりました。
榊 いやいやいや、僕は西井さんのトップシェフの名言シリーズ、好きなんですよ。
これ、評判いいですよね。
▶6. 世界トップクラスの美食国日本で、シンクロ西井さんが衝撃を受けたシェフの名言(シーズン4より)
▶5. ハセマコの弟子、西井さんによるトップシェフの名言(シーズン6より)
西井 なんですけど、なぜか採用されていないですよね。
榊 (笑)。
西井 次回採用されることを祈ります。
(続)
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成